カナダのお花屋さん《花屋ストーリー第2話》
こんばんは!!
ありがとうを花で伝える
マリエ・フルールの長峯弓子です。
前回のブログでは、ボランティアでお手伝いしたお花屋さんを少し紹介しました。今日はそのお花屋さんでの仕事内容をお話します。
日本人男性がオーナーのお花屋さん「Zen Florist」禅フローリスト
私が週1~2回ほどお手伝いしながら勉強させてもらったお花屋さん。
どんなことをしていたかと言うと
①花の水揚げ
②リボン作り
③フラワーアレンジメントや花束作り
④レストランなどへの装花納品

主にこの4つでした。
お花の仕入れは、毎週決まった曜日にたくさんのお花を積んだトラックが来ていて、その中からオーナーが欲しい分だけ買っていました。その後はすぐさま水揚げをして、店頭にお花を並べて販売していました。
禅フローリストでは、花用の冷蔵庫(キーパー)がありませんでした。なぜかと言うと、
①小さなお花屋さんで、たくさんの在庫を抱えていないこと
②カナダの気候は、夏は涼しい
花用の冷蔵庫がなくても大丈夫でした。
でも、都内のお花屋さんにもあります。在庫をたくさん抱えず、仕入れたら早く使い切る。使い切ると言うか、売れてしまうのでしょうね。
禅フローリストのオーナーは見た目の美しさも重視していて、店頭で販売するお花は全てガラスの花器に入れていました。茎まできれいなところを見せたいと、こだわっていました。その為、水揚げや水切りも1本1本丁寧に時間をかけて行っていました。
水揚げや水切りとは?
花を仕入れた後に、美しく長持ちさせる為に行う保存方法です。花の種類によって手法が異なります。
水揚げは茎を熱湯に入れたり、茎を手で折ったり、ナイフで斜めにカットしたり…
水切りとは、水の中に茎を入れた状態で茎をハサミやナイフでカットすることを言います。
リボン作り


オーナーは、花束に付けるループのリボン作りが苦手というか作れませんでした(笑)
そのため、暇な時はたくさんリボンの作り置きをしていました。
実は、このループリボンをほどけないように作るのが結構難しいんです。
私も資格取得する前は練習しましたが、なかなか習得するのに時間がかかりました。
私が作り置きする前はリボンをどうしていたのかは謎のままです(笑)
フラワーアレンジメントや花束作り
まだまだ花の仕事経験が浅い私に、オーナーはたまに花束やアレンジメントを作らせてくれました。もちろん、オーナーに教えてもらいながらですが。
もう売りに出せないお花で練習させてくれたり、レストランに飾る用の小さいアレンジメントなどを作ったりしました。
レストランなどへの装花納品
オーナーと一緒に作ったアレンジメントを、レストランへ納品に連れて行ってもらうこともありました。
納品の帰りには一緒にご飯を食べに連れて行ってくれたこともありました。
カナダのお花屋さんには、結婚式のブライズメイド用ブーケやアッシャーのブートニアの注文が入ることが多かったです。

花束のブーケやブートニアを作って、お客様が嬉しそうな顔をしている姿を見るとブライダルの仕事って自分も幸せな気分になる♡
と思いました。
そこから、結婚式の仕事がしたいと強く思うようになりました。
そして日本に帰ってきてからは、結婚式場で働くことになりました。
式場での仕事についてはまた後日のブログでお話したいと思います。ぜひ楽しみにしていてください♬